1. 無料アクセス解析

Les Françaises et une Japonaise

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

フランセーズ達の中への突撃!4.

この記事は続きものです。お読みでない方は
フランセーズ達の中へ突撃!1.フランセーズ達の中へ突撃!2.フランセーズ達の中へ突撃!3.からお読みいただくと状況が良くお分かりになると思います。




 5月16日、土曜日と17日、日曜日の舞台はそれでも何とか無事に終わった。毎年この舞台のために臨時にアルバイト代を払って来てもらっているお針子のお婆さんなど、舞台の1時間前に全ての衣装ができ終わって大満足の様子で、
「去年は15分前まで縫ってたものねぇ~、今年はまだ1時間もあるわよ。」
などと日本人の私からは到底信じられないようなことを言っていた!
フランス人達の最後に形になればいいや式の物事の進め方は用意周到の日本人からすると考えられない。私は日本人の中ではアバウトな方だと思うけれどそれでも彼らのペースは怖かった。何か一つ間違ったら空中分解だとハラハラしてしまった。よく仕事でフランスに赴任して来られた日本人がフランスの組織運営について驚いたこととして同じようなことを書かれているのを目にするけれど、私は始めてフランス人社会に接するのが仕事ではなく趣味のサークルだったので本当にラッキーだったと思う。ここで少し免疫をつけることができるだろうと思うから。
 そういえば、舞台の最中でリハーサルと違うことが起こったので私はちょっと慌ててしまった。一つは昨年までサークルに属していた女性が昨年もやった劇の抜粋部分に飛び入りで参加したので偶数で相対して戦うところが奇数になってしまった。よって私の敵は二人の敵を相手にしなければならなかった!もう一つは飲みすぎて酔っ払っている準主役のポケットから私が札束に見立てたお札の大きさに切り取った新聞の束を奪うことになっていたのに、ポケットの中にあるハズのお札がなかったこと。仕方がないので、テーブルにおいてあった札束を懐に入れることにした。まぁ、台本を知っているのは演じている私達だけなので、多少のハプニングがあっても見ている人々には、演者が取り乱しさえしなければ分かりはしないのだ。
 準備の1週間はつらくて早く過ぎ去ってくれることばかりを願っていたけれど、土曜日の朝になって舞台を皆で少しずつ設置し、照明設備や音響なども少しずつできてくると、何となく皆で一つのものを作り上げるときの楽しさのようなものが込み上げて来た。金曜日にルーアンからの帰りの直通列車に乗り遅れパリを経由して夜中に自宅にたどり着いた私は身体は疲れ果てていたし、舞台の緊張やその他、アソシエーションの仲間とのコミニケーションで慣れないことや悔しいことなどもあったりしてあまり良く眠れない日々を過ごしていたので残った気力で土日を動いているようなところもあったのだけれど。
 アソシエーションの中に一人中国で一年間働いていた同世代のフランセーズがいたのだけれど、彼女は何くれとなく私が準備の進行や舞台中も進行が分からなくならないように声を掛けてくれた。これは本当に助かった。彼女に、
「あなたは言葉が全て分かる訳ではない人と接するのに慣れてるね。」というと
「そう、中国で英語で中国人達と仕事していて、すごく大変だったから。」という返事。彼女の中国での仕事は万事順調だったという訳ではなくて、
「いつもすべてを報告して下さい。」という彼女に対して情報が伝わっていなかったり、大変な思いもしたようだ。彼女は中国語ができる訳ではなく、必要なコミニケーションはフランス資本の会社だったからフランス語と英語とでしていたらしいのだけれど、これは多分相当難しかっただろうと私も思う。なぜなら、中国人達ももちろんリーダーや管理職級の人々は英語やフランス語を解するだろうが、その他の従業員は中国語ベースで動いている。そこにリーダーや中間管理職としてフランス人が入ったとしても、中国語ベースで何が起こっているかは把握できないので、中国人のリーダーや管理職を介して現状を把握するしかない。けれども中国人のリーダーや管理職がすべてを彼女に報告してくれる訳ではなく、時には彼らに不利になるようなことは報告しないこともあるだろうからだ。やはりその国で生活したり仕事をするにはその国の言葉を習得することが生命線になってくるのではないかと思う。彼女の場合契約が1年だったので契約更新をせずにそのままフランスへ帰ってきたから、まぁ良い経験だったとして終わらせることができるけれど。それでも、フランス人の中でしか仕事をしたことのない他の仲間達と比較すると彼女が私に見せてくれる気遣いは大きく異なっていて、人間は自分のした経験によって相手の立場がこうも見えたり見えなかったりするものなのだなぁと、感慨深かった。

                            つづく

お久しぶりの更新、遅くなってゴメンナサイ。
ではみなさんもお元気で。書き始めたら乗ってきたのでまた近いうちに
更新できると思います。

お帰りの際にブログランキングにワンクリックをお願いします。


スポンサーサイト
コメント:
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
Profile
フランス生活で日々 感じたことなどを地道に綴って いきたいと思います。 美しくて気まぐれで直情型のフランス女達と マイペースな1人のジャポネーズとの 壮絶バトルもあるかも・・・?

Celine

Author:Celine

もっと沢山の人に記事を読んでもらえたらと思い、 ブログランキングへのタグを貼り付けてみました。 記事がお気に召しましたら、お帰りの際に 各記事の下もしくは下に貼り付けた 赤色背景にひよこのアイコンへ ワンクリックをお願いします。
Espace libre
赤いアイコン↓へ応援クリックお願いします。
Latest Entries
Latest Comments
Monthly Archive
Espace libre
celinebizet.bizet Arrobase(あっとま~く) gmail.com 個人的なメールは上記の アドレスまでどうぞ! Si vous voulez me contacter, n'hésitez pas m'envoyer directement un petit mot.
Category
Calendar
07 | 2017/08 | 09
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
Blog Entry Links

show all entries

Lien de tous articles

Afficher tous les articles

FC2 Counter
Latest Entries
RSS
Latest Trackbacks
Catégories
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。