Les Françaises et une Japonaise
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趣味の中で、一つ小さな目標がある。
日本の喜劇作品の一つを
フランス語に訳して
いつか、それがフランス語圏で上演されるのを
見てみたいというものだ。
その作品名を、ここには挙げないが、
日本国内でその演劇が、上演された時には、
このような主題を、喜劇作品とし、
それを、その出来事が起こった場所で
上演することに対して、
賛否両論があった。
それでも、その土地で上演は決行され、
評判は、まずまずだったようだ。
それは、脚本家の熱意や、役者達の努力、
そして何よりも、彼らの上演を受け入れた、
その土地の人々の、深い理解に負うものが
大きかったのだ、と思う。
喜劇も悲劇も
人間の感情を「笑い」もしくは「涙」で
浄化するという共通の作用を持つ。
「大惨事」といわれるような、
大きな出来事に直面した際の、人間の姿を
余すところなく、表現し、
記憶に留めさせる、という面でも、
根は同じところに、存在する。
日本の文学作品で
英訳や仏訳がなされていないものは
かなり多い。
そして、そのような作品の中にも、
是非とも、仏語圏の友人と、
分かち合いたいと、思う作品が
いくつかある。
荒筋を掻い摘んで説明したりはするが、
作品そのものを、味わってもらいたいという
気持ちが大きい。
訳した脚本が、フランスの演劇監督や、
フランス人の役者達の手にかかると、
どのように変化していくのかを見るのも
きっと楽しいに違いない。
Céline
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聞いた話では日本語から欧米の言語に翻訳しやすい作家の作品とそうでないものがあって、例えば村上春樹は翻訳しやすい典型的なものだとか。日本人の持っている語感にも多様性があるのでしょうか。あ、話がそれました・・
素敵な趣味ですね、是非フランス語にCelineさんが翻訳された喜劇、観劇したいです!
ななさんもご経験がおありだと思いますが、
フランス人と日本人の笑いの「ツボ」もかなり違うので、
この場合も、喜劇が喜劇と受け取られるかどうかも
ちょっと疑問ですね?
抽象的思考がカナリ苦手なので、作品が、目に見えるものになると
嬉しいです。「貴重な人生」、情熱をかけて取り組めることに
集中して力を注いで
生きたいものです・・・。